はじめに
皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。
今日は、世界史の勉強が進んできた中で訪れる、合う教材が見つからないときにどうすればいいかという悩みについてお答えしていこうと思います。
世界史の勉強をしていると、どの教材もしっくりこなくて教材が増えていってしまったり、教材選びが難しいこともあると思います。今回は、教材についてどのように選んでいけばいいのかや、教材をどのように使っていけばいいのか、そもそも教材を増やす必要はあるのかについて語っていこうと思います。
※この記事はある程度世界史の勉強が進んだ人向けの記事となっています。世界史初学者の方は、前回の記事をご参照ください。

1.教材選びに悩んだとき、どうするか
まずは教材選びに悩んだときにどうするかについてお話ししていきたいと思います。
僕の結論は、基本的に教材を増やしすぎる必要はないというものです。流れを説明してくれるような参考書や、問題集などはたくさんありますが、あまり増やしすぎても情報量や書かれている内容はそこまで変わってこないと思います。
よく考えてみれば、教科書、資料集、一問一答、学校配布のワーク、YouTubeの動画を参考にできると考えれば、情報量は相当な量になっていきます。その上で流れを説明してくれる参考書を買うとしたら情報の被りなどもかなり増えてくるのではないでしょうか。そう思うと、まずは既存の教材をフル活用する方法やわかりやすく覚える方法を研究していくだけでもまずは十分だと僕は感じます。
ですから、教材選びに悩んだらまずは踏みとどまって、自分の持っている教材をうまく使えているかということを冷静に考えてみましょう。
そうはいっても、本当に自分に教材が合わないということもあると思います。今回は僕基準ではありますが、教材変更を検討してもいいサインをまとめていきます。
サインは、①持っている教材のどれを使ってもうまく勉強のサイクルが回らない、②勉強をしても知識が全く覚えられない、③勉強をし続けても流れが理解できない、④世界史を本格的に勉強してから三ヶ月近く経っているのに成績などが何も変わらないの四つです。ですが、注意点はしっかり勉強した上で上記の四点を満たしていないかどうかです。
毎日勉強していないのに頭に入ってこないと感じたり、毎日勉強しているにしてもすぐにスマホを見るなど集中力がない状態で勉強しているようだったら教材を変えても結果は同じです。だから、しっかり毎日コツコツ勉強している上で教材がうまく使えないという悩みが出てきたならば教材変更を検討してもいいのかなと思います。
2.新しい教材を増やすとき、迷ったらどうするか
次は今の教材を残したまま新しい教材を追加するときに迷ったらどうしていくかについてです。
この場合は、今の教材では、自分に必要な勉強ができなくなってきたらしく購入するという考え方でいいと思います。例えば、今の教材の内容を全て覚えてしまっていて、ほとんどの問題を正解してしまうようならばその教材は替え時だと思います。特に問題演習系の参考書は自分のレベルに合わせて変えていった方がいいでしょう。
ただし、現在使っている参考書がまだ終わっていないのに、他の参考書がよさそうだからや、他の参考書の方が成績が伸びそうという理由で新たな教材を追加するのはおすすめしません。これは単純に、どのような参考書を使っても、世界史は基本的な内容を覚えていなければ問題を解くことは難しいです。それゆえ、参考書を変えたからといって、劇的に成績が向上するという可能性はかなり低いと思います。もし新しい教材を追加したくなった場合は、1.で書いた四つのサインを満たしているかを冷静に判断してから追加購入しましょう。
3.教材の使い方
次は、具体的な教材の使い方について説明していこうと思います。
この章では既存の教材をどのように組み合わせていけば覚えていけるのかというお話をしていきます。
※この章では僕自身の経験に基づいた話をしております。あくまでも勉強の一例として参考にしてくれればいいなと思います。
まずは僕の使っていた教材ですが、基本的には教科書、資料集、三年次からは授業プリント、過去問です。授業プリントは個人的な要素が大きく参考になりにくいため、今回は除外します。
まずは教科書と資料集の組み合わせなのですが、まずは教科書を読みながら流れを入れていきます。教科書は簡潔に伝わるように言語化してくれているのと、意外と情報量が多いので、まずは教科書で流れを入れることをおすすめします。このときに大切なのが、教科書に書いてある流れを口に出しながら反芻することです。大まかなストーリーを自分の口で言うことで、言語化して自分の言葉で覚えることができます。そのあとに資料集を使って年表を確認し、よりわかりやすい視覚情報で流れをつかんでいきます。
流れがつかめてきたら流れとともに単語をインプットしていきます。このときに重要なのは流れとともにインプットするという点です。以前の記事でもお話ししたとおり、世界史はストーリー展開が重要です。このときに単語を独立して覚えてしまうとせっかくつかんだ流れが抜け落ちていってしまうことがあります。ですから、流れの中にピースをはめていくように単語を入れていきましょう。
もし覚える範囲に地図や図表が出てきたらそれも併せてチェックしておくことが重要です。大学によっては移動経路や地図の中の地名を問題にしてくるところもあるので意外と大切なチェックポイントです。
単語がインプットできてきたらあとはひたすらに忘れないように復習サイクルを回していきましょう。
そしてある程度知識が入った三年次の受験期本番に入ったら過去問をやっていけばいいと思います。過去問をやるときには、選択肢問題だったら正解か不正解かだけでなく、全ての選択肢の文章を読み、間違いの選択肢はどこが間違っているかを説明できるかまでしっかり確認しましょう。
世界史が覚えられないのは教材のせいだと思って新しい教材を買う方もいるかもしれませんが、大前提世界史は膨大な量の暗記を何回もしなければなりません。ここは厳しいようですが、何度も何度も復習していかないとすぐに抜け落ちてしまいます。僕も十回以上同じ範囲を覚え直していました。
これは個人差があると思いますが、僕の場合、ある程度勉強するといきなり知識がスッと入ってくるタイミングがありました。定期テスト二週間前からテスト前日まで、毎日二時間くらい勉強しては次の日には知識が抜けるということが毎回起こっていました。しかし、僕の場合、テスト当日になるといきなり全部の知識と流れが頭の中に入ることがありました。
世界史は既存の教材が覚えにくく感じるタイミングがあったり、実際に頭に知識が入ってこないタイミングもありますが、粘り強く、うまく教材を使って頑張っていきましょう。
4.最後に
いかがだったでしょうか。今回は教材選びに悩んだときに、まずどう考え、今ある教材をどう活用するかについて僕なりの意見を述べていきました。
本文でも述べたとおり、僕の基本的なスタンスは教材は増やしすぎなくてもいいです。僕の教材の使用法なども一部紹介しましたが、今持っているものをいかに上手に活用していくかというのは大切な受験スキルの一つです。お金さえあれば教材を買い足すこともできますが、それが受験全体で見てみるとかなり親御さんの負担になることもあります。ですから、教材を増やす前には一度、記事で述べたようなことを考えてくださると今回取り上げた悩みも少し解消されるのかなと思います。
別の記事では、僕の勉強法をより詳しくお話ししています。教材を増やさずどう勉強していったのか、また、教材が合わないと感じたことはあったのかについてお話ししています。



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