はじめに
みなさん、こんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。
今回は、英文解釈について詳しく説明していこうと思います。文章を正確に読んでいくためには、英文の構造を捉える力が重要です。英文をカタマリで捉えたり、一文を精読したりするためにも、英文解釈の力が役立ちます。
僕が受験期に実践していた勉強法を含めて語っていきますので、ぜひお読みください。
英文解釈で大切なこと
まずは、英文解釈で大切なことについてお伝えしていきます。
僕が思う重要なポイントは、英文をきちんと分解できることと、英語の構造を理解することです。この二つのポイントを理解していくことで、少しずつ日本語訳を介さずに英文を捉えられるようになってきます。それぞれどういうことなのか解説していきます。
一つ目の英文をきちんと分解できるとは、英文の構造を捉え、どこがS・V・O・Cなのかを判断できるということです。例えばSVOCだったら、どこまでがSで、どこまでがVで、どこまでがOで、どこまでがCかが分けられることです。これをきちんと分解することができれば、英文を単語の羅列ではなく、文法に沿った一つの文章として理解しやすくなります。また、読んでいく際にいいテンポで読み進めることができることもあります。
二つ目の英語の構造を理解するとは、英文の中で文法知識や単語がどのように使われているかが分かるということです。実際に学んだ文法事項が英文の中でどのような要素として出てきているのか(SなのかOなのかCなのか)を理解したり、学んだ英単語がどのような文脈で出てくるかを知ることは、英語という一つの言語の形を知ることにつながります。そして、この構造が見えてくると、実際に学んだ知識が読解だけでなく、英作文やリスニングなどに生かせる可能性が出てきます。さらに、英語を英語のまま読む、つまり日本語訳を介さずに英文が読める段階にも近づいていきます。
このように、上記の二点を意識すると英文がより法則性を持っているものに感じられるようになると思います。ぜひ参考にしてみてください。
英文解釈の勉強法
では実際に僕がしていた英文解釈の勉強法を解説していきます。
まず最初に、一番重要なのはしっかり自分の力で精読し、分解しきることです。適当に文章を読み流すのではなく、しっかり集中し、まずは何も見ずに自力で分解してみることが重要です。また、英文解釈は和訳の問題を解く際にも使えるので、自分で和訳まですることも重要です。
分解していく際に見ていくポイントは、文型、使われている文法事項、英文全体の構造、意味です。どのような型にはまっている文章なのか、覚えた文法知識がどこで使われているのか、英文全体を通してどのような意味の文章なのか、英文の構成要素がどうなっているのかを理解してほしいです。
きっちり自分で分解できたら参考書の解説を読み、自分の解釈が合っていたかを確認していきます。ここで難しいのが日本語訳なのですが、僕はある程度直訳でも意味が正確に伝わっている訳ならば、解説と多少異なっても大丈夫だと思います。もし自分の訳でいいのか心配ならば、先生や英語に詳しい大人、友達に聞いてみるのもいいと思います。
自分の解釈が間違っていた場合はしっかり復習し、どのように英文を捉えればいいのか正確な知識をインプットしていきましょう。この際、どこで間違ったかをしっかり分析しましょう。単語が分からなかったのか、文法の訳を間違えたのか、文型を間違えたのか、分解して区切った部分が間違っていたのか、などをしっかり考えておきましょう。
僕が実際に使った参考書・やって感じた効果
僕は、英文解釈は英文解釈用の参考書を一冊用意して、独立した分野として勉強するのがよいと思います。そのため、自分で英文解釈の参考書を買って勉強していました。読者の方も、英文解釈は英文解釈用の参考書を買って勉強する方がよいと思います。
僕が使っていた参考書は、関正生先生の英文解釈ポラリスです。見やすいレイアウトでしたし、重要な単語や文法知識なども丁寧に書かれていて勉強しやすかったです。また、僕は使っていないのですが、僕の友達の中には竹岡広信先生の大学受験のための英文熟考を使っている人もいました。僕も竹岡先生の参考書を使っていたのですが、竹岡先生の参考書はかゆいところまで手が届く豊富な情報が載った参考書だと僕は感じています。英文解釈の参考書に限らずですが、参考書は実際に書店等で見比べて、どちらが合いそうかを確認してから購入してみてください。
そして、僕は英文解釈をしたことで英文をカタマリで読む意識が高まったと思います。英文を読む際のメリハリもついたと思いますし、英文を英文で読むための力が多少なりともついたのかなと思います。ただ、僕の場合は英文解釈をあまりにも多くやり過ぎたせいで英文読解に割ける時間が少なくなってしまいましたし、解釈を極めるほどやりこまなくてもいいと感じました。あくまでも英文解釈は実践的な文章を読むための土台なので、何冊もやるというよりかは一冊(一つの参考書シリーズ)をやりきった方が身になると思います。
長文読解へのつなげ方
英文解釈はいわば英文を精読するための練習だと僕は考えています。ですから、長文読解に向けて英語を読む土台を作るための練習だと思って勉強してみてください。そして、英文解釈で英語慣れしてきたら実際に英文を読み始めてください。
僕は、英語を身につけていく上では、英語に触れる時間を増やすことも重要だと思います。いわゆるimmersion(没入)に近い考え方です。実際、英語に触れる時間が長いほど、英語に対しての理解が深まり、英文に慣れてくると思います。英語を読めるようになるためには、ある程度英文の量をこなすことが重要です。英文解釈に少し不安があったとしても、簡単な英文から読み始めてみてください。
最後に
いかがでしたか。今回は英文解釈について語っていきました。
重要なことなのでもう一度言いますが、基礎・土台を完璧にしてから実践を行おうとすると多大な労力がかかります。ですから、単語・文法・英文解釈を完璧にしてから長文読解に進むのではなく、単語・文法・英文解釈の勉強を進めつつ長文読解も少しずつ始めていき、長文読解で見つかった弱点をもとにまた基礎・土台となる部分を固めていくというサイクルを回していく方がおすすめです。
失敗を恐れず、勇気を持ってチャレンジしていきましょう。
次回の記事では長文読解についてお話ししていきます。


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