受験で悩むあなたへ|僕が受験を通して学んだ大切なこと

受験哲学

はじめに

 皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。

 今回はいつもの記事を一旦お休みし、僕自身の受験に対する意見や、人生における受験に対する意見を語っていきます。

 なぜいきなりこのような記事を書くのかというと、今受験期でこのような悩みに直面している受験生がいるのではないかと思ったからです。受験は自分との戦いでも、他人との戦いでもあります。だからこそ、自分一人で乗り越えられないと感じる難題に対して、僕なりの意見や対処法をお伝えできれば皆さんの悩みを解消するヒントになるのではないかと考えました。

 この記事は、あなたにとっての正解を示すものではありません。あくまでも僕自身の考え方ですし、この考え方が正しいというわけではありません。ただ、皆さんが少しでも考え方を変えるきっかけになるようなヒントや気づきを与えられればよいなと思っています。

 皆さんが挑戦を進める上で、そして頑張り抜く上で背中を押せるような、そういった記事に仕上げていけたらなと思います。

(注意点)

・今回の記事は大変長編になっています。時間がある時や、読みたい章だけ読むなど、読者の方々自身で工夫して読んでください。

・先ほども言いましたが、これは答えの提示ではなく、考えるヒントや変わるヒントの提示になっています。僕の意見が正解ではありませんし、あなたはあなたの価値観で生きていくべきだと思います。ですから、あなたなりに解釈し直し、もし取り入れたいようでしたらぜひ参考にしてみてください。

第一章:たくさん努力しているのに結果が出ないとき

受験期に苦しむ努力量と結果のギャップ

 受験期において、努力量と結果のギャップはどうしても気になってしまうと思います。努力を重ねても模試で結果がついてこない。自分が頑張ったと思っていても、思ったような成果が得られない。とても嫌になってしまいますね。僕もたくさん経験してきました。特に苦手教科の数学では、やってもやっても成績が伸びず、どれだけ問題を解いても模試になると全く歯が立たないという苦しさを経験しました。英語もそうです。ある一定の段階に達してから伸びているという感覚がなく、不安が募っていくばかりでした。

 では、このギャップにどうやって立ち向かっていけばよいのでしょうか。

「努力量=結果に出る数値」だと考えない

 ここで一番伝えたいのは、全ての努力が結果に結びつくわけではないということです。毎日5時間勉強したとしても、その5時間で学んだ知識が全て頭の中に記憶されるわけではありませんし、全てが点数につながるわけでもありません。まずはこの事実を受け入れてみてください。とても辛い話ですが、よくよく考えてみれば、授業の内容を全て記憶し、授業後まで覚えているというのはとても困難ですよね。これは自主学習でも同じことが言えます。ですから、全ての努力を結果につなげようとして苦しんでいる方がいたら、一旦立ち止まってみてください。

 では、この事実を受け入れた上でどう勉強をしていけばよいのでしょうか。正直、「努力しても結果につながらないことがあるんだったら、努力を重ねることが怖い」と思う方もいるでしょう。よく理解できます。ただ、こう考えてみるのはどうでしょう。「努力という名の経験を積み重ねている。」と。より詳しく説明すると、努力を積み重ねることで、今までの自分にはなかった発想を手に入れる機会を得ているといった考え方です。「努力したら、成績が向上する。」と考えるのではなく、「努力をすればするだけ、自分に対する理解が深まったり、自分の失敗の要因が分かる。そして、成功へのヒントが得られる。」と考えるのです。

 受験をしている本人からすると、「努力量が成績に結びつかないと意味ないじゃん。」と思ってしまうかもしれません。ただ、受験の最終的なゴールや、人生全体という単位で考えてみたらどうでしょう。受験が人生のゴールではないですし、受験が終わったあとも、長い長い人生が続いていきます。その長い人生の中で、全ての努力が実を結び、全て成功するなんてことが果たしてあり得るのでしょうか。可能性はあるでしょうが、普通はそんなこと起こりません。だからこそ、成果だけでなく、努力の過程を大切にするのは自分にとって重要なことだと僕は思います。

 では、努力の過程を大切にすると実際どんなことが起こるのでしょうか。僕なりの意見を語っていきます。

努力の過程を大切にする

 努力の過程を大切にすると、結果だけを見ているときとは違った視点が見えてきます。

〈結果だけを見た場合〉

 結果だけを見た場合、先ほどもお話ししたように努力量と結果の比較をしてしまいます。もし成績がよければ今までの努力が正しかったと感じ、成績が悪いと努力が無駄だったと感じてしまうかもしれません。また、数値上で見えてくる数字(正答率、判定など)が目につき、勉強したのに解けなかった分野があったらとてつもないショックを受けてしまうこともあるでしょう。

〈努力の過程を見た場合〉

 一方、努力の過程をしっかり見た場合には、少し異なったものが見えてきます。それは、自分の経験に基づくデータの蓄積です。

 例えば、「自分がどの部分をミスしやすい」、「自分はここを失敗していたけれど、最近になってミスの割合が減ってきた」、「自分は途中で集中が切れてきて、最後の方に解く問題の正答率が低い」、「自分はこの分野をたくさん勉強した」などのデータです。

 このように正誤だけでなく、自分の考えた過程や自分の特徴について理解しておくと、振り返るときに、自分のデータと結果の比較ができるようになります。こうすることで、数値だけでは見えてこない、自分の成長度合いに応じた振り返りができるようになります。

 これは受験だけに限らず、生きていく上でとても重要な考え方だと僕は思っています。全ての努力に結果を求めるのではなく、努力を通じて、自分が取り組んできたモノに対する理解を深めるという姿勢を持つことで、最終的には結果以上の経験や感覚が身につくのではないでしょうか。

「努力に対する結果」も重要

 ここで、注意点や意識してほしい部分を紹介した参考画像を添付しておきます。ここで重要なのは、「結果にもしっかりこだわる」ということと、「結果が出なくても経験が積み重なっているから努力を減らしても良い」と考えないことです。ぜひ参考にしてみてください。

成長を感じられない時間にも意味はあるのか

 ここまでは、「努力に対して結果が出ないときにどのような発想で頑張っていけば良いのか」という視点でお話ししてきましたが、最後に、「そもそも結果が出ない時間、成長が感じられない時間自体に特別な意味合いがあるのか」についてお話ししていきます。

 僕の結論は、「結果が出ない時間、成長が感じられない時間にこそ意味がある」です。物事はどこかの段階で必ず伸びないタイミングやうまくいかないタイミングが訪れます。ですが、その時期に蓄積した経験や苦悩が最終的に爆発的な伸びを生み出す可能性も大いにあります。伸びない時期というのは裏を返せばパワーを蓄えている時期だとも言えます。

 ここで例としてゲームを挙げてみましょう。まずは図を見てみてください。

 この画像を最後まで見た皆さんなら、伸びていないと感じる時間帯でも、着実に経験値が溜まってきているということに気づいたはずです。だから、結果が出ない時間、成長が感じられない時間には価値が生まれますし、それ相応の対価も付いてくるはずです。諦めずに頑張ってみましょう。

第一章のまとめ

 どうだったでしょうか。結果を出すために毎日毎日頑張っている皆さんの気持ちの支えに少しでもなれたらうれしいです。では、第一章の大事なポイントを振り返っていきましょう。

・「努力量=結果」ではない。

・努力量に対して結果を求めるのではなく、努力のプロセスを通じて自分の特徴に気づく。

・結果を出すための努力を怠ってはならない。

・結果をしっかり出すという意志を持った上で、もしうまくいかないときは今までの努力の過程を見直し、冷静になる。

・結果が出ない時間、成長が感じられない時間でも着実に実力は付いている。

第二章:自分と他人を比較してしまうとき

自分と他人の違いが気になってしまう

 受験期に苦しむことの一つに、自分と他人との比較があります。合格を勝ち取るためには、他の人よりもよい点数を取らないといけませんし、周りの人は成績がいいのに自分だけ成績が伸びないということも経験すると思います。SNSが発達した時代である今は、実際に会ったことがない人と成績を比べるなんてこともあるかもしれません。

 では、受験期にどうしても気になってしまう他人にはどう対処していけばよいのでしょうか。

自分は自分だということをきちんと理解する

 ここで一番重要なのは、自分は自分だということを正確に理解しておくことです。「何当たり前のことを言っているんだ」と思ってしまうかもしれません。しかし、ここをしっかり理解することで他人との比較を気にしなくなる可能性があるのです。

 この社会で生きていると、他人という存在を介して自分の弱さだったり未熟さ、不甲斐なさに気づくことがあります。そして、自分の存在価値や自分の生き様を疑ってしまうことさえあると思います。特に受験では、自分の努力を疑ったり、他人の持っている能力をうらやんだりしてしまうのではないでしょうか。このような中で、自分の価値に対してまでも思い詰めてしまう方もいらっしゃると思います。

 しかしここで気づかなければならないのが、自分という存在は自分しかいないと言うことです。他人と100%同じ趣味嗜好、考え方、生き方、生活の仕方という人は存在しないのです。だから、他人と自分が違うのは当たり前ですし、他人ができることを自分ができないなんていうのは当然のこととも言えます。ですから、他人によって自分の価値が下がるわけではありませんし、他人によって自分の存在が不要になるわけでもありません。まずはこの点を理解しておきましょう。

 そう考えると、受験においても他人と比較し落ち込む必要がないという可能性が出てきます。人それぞれできない部分やできる部分は違いますし、成長スピードも得意分野も全く異なります。それゆえ、他人の考え方が参考になることはあっても、100%他人を模倣することは不可能に近いのです。ですから、勉強をしていくときは自分は自分と割り切って行動をしていきましょう。

比較を通じて自己を否定しない

 そうはいっても、やはり他人の成績は気になってしまうと思います。他人と競争して合格を勝ち取りに行くのだから、ある程度当たり前のことだと思います。だからこそ、僕自身は他人の成績が気になってしまうことに関しては全く問題はないと思います。ただし、問題なのは相手との比較によって自分の持っている能力を過小評価してしまうことです。「自分はできないのにこの人はできる」「自分だけ成績が伸びない」「他人はあまり時間を掛けずに理解した部分を自分は長い時間を掛けても理解できていない」など、自分と他人を比べ始め、自分の実力に対してマイナスな評価をつけてしまうことには警鐘を鳴らしたいです。

 先ほども言ったとおり、自分と他人は100%同じ存在ではなく、異なった存在です。だからこそ、他人ができる部分と自分ができる部分は違います。ですから、他人を介して自分を傷つけるという行為はしないようにしたほうがよいと思います。自分には自分の得意があると考えて、自分を過度におとしめずに努力を重ねていくことをおすすめします。

もし比較したくなったときの比較の仕方

 しかし、受験生活をしていく中で一度も比較しないというのは難しいでしょう。人によってはテストの点数勝負をしたり、模試の判定で勝負するなんてこともあるかもしれません。そのこと自体には僕も賛成です。友達と競い合うという行為は自分のモチベーションにもなりますし、勉強をやるきっかけになることもあります。ただし、先ほども言ったように成績を比べて自己否定し始めてしまったらメンタル上良くないです。ここでは、僕なりの比較の仕方を語っていきたいと思います。

 僕のおすすめする比較の方法は、この3つです。

・点数や判定勝負だったら、その数値だけを比べる。

・どんな結果にせよ相手に対する尊敬の念を忘れない。

・相手から吸収できることを吸収していく。

 まずは当たり前ですが、結果の数字だけを比べ、それまでの努力量などは比較しないようにしましょう。そして、どんな結果であったとしても、相手を傷つけてはいけません。自分を傷つけてもいけません。相手に対してリスペクトの気持ちを持って勝負をしましょう。そして最後に、もし相手の方が自分より良い成績だったら、相手に積極的に質問してみましょう。勉強の仕方でも良いですし、どうやって授業を聞いているかでも良いです。取り入れられそうな部分を相手から吸収していくことで、自分一人では考えつかなかった発想にたどり着くことができることもあります。他人という存在は、自分の人生に彩りを与え、知見を広げてくれる存在でもあります。ですから、自分が取り入れられそうなものはしっかり取り入れてみましょう。

第二章のまとめ

 いかがでしたか。比較の怖さやおもしろさについて新たに知れた部分があればうれしいです。では、第二章の大事な部分を振り返ります。

・自分と他人は異なる存在。自分と全く同じ人間は存在しないので、比較して落ち込む必要はない。

・比較を通じて自分の価値を下げてはいけない。自分は自分と割り切る。

・比較をすること自体は悪いことではない。友達と点数勝負をしても良い。

・自分より勉強ができる相手がいた場合、積極的に質問して吸収できる部分は吸収する。

第三章:自分の行動に完璧を求めてしまうとき

全ての物事を完璧にやろうとしてしまう

 勉強を進めていく中で、全ての物事を完璧にこなそうとしたり、計画通りに全てやろうとしたり、自分の成功のラインがどんどん変わっていく方がいるかもしれません。勉強を始めたはいいものの、細部まで全て分からないとだめなのではないかという考えになる方もいるでしょう。とてもよく分かります。受験期は特に覚えることが多く、全てを理解しないといけないという感覚に陥ってしまうこともあります。

 しかし、第一章でもお話ししましたが、どんなにすごい人でも授業内容を全て覚えることはできないですし、どれだけ頑張って覚えても忘れてしまうこともあります。そう考えると、一回の完璧より十回の積み重ねを取った方が良いと考えられるのではないでしょうか。この章では、完璧にこなしたいという気持ちにどう対処していけば良いのか、僕なりの意見を述べていきます。

完璧に全てをこなすというのは果たして可能なのか

 まずは、完璧にこなすというのが可能なのかということについて考えていきます。はっきり言ってしまいますが、僕は不可能に近く、夢物語だと考えています。とても強い言葉になってしまいますが、心の健康や継続しやすさを考えると完璧主義は手放した方が良いと思います。ただこれは、完璧に近づけようとする意志や頑張りを否定しているわけではありません。受験勉強をしていく上で、さらに成長しよう、完璧に近づけるように努力しよう、と意識するのはモチベーションにつながることもありますし、大切な思考です。僕が言いたいのは、完璧にこなすことをゴールにしてはいけないということです。

 ここで一つ、読者の皆さんに質問です。「今日の自分は、本当に100%の力が出し切れたでしょうか。自分が最大限満足できる生活を送れましたか。何もミスなく、無駄なく時間を使えましたか。」この答えは、NOの方が多いと思います。当然です。探してみようと思えば、「あの10分が無駄だった」とか、「漫然とスマホを触った」だとか、マイナスな部分はどんどん出てきてしまいます。だから、自分にとって良いと思える一日はあっても、100%納得できる一日というのはなかなか作りづらいのかもしれません。そして、毎日毎日100%の生活を求めていると、どっと疲れてしまい、そのうち倒れてしまうでしょう。これは勉強も同じです。すべて100%計画通りに勉強できるわけではないですし、一つの問題に想定以上の時間がかかってしまう場合もあります。

 では、完璧主義を捨てたとしてどのようにゴールを設定し生活していくのが良いのでしょうか。

できたことを見る

 一番重要なのは、できたことを見ることです。これは簡単で、計画の中でできなかった部分を見るのではなく、自分ができた部分をチェックするということです。「今日はここができなかった」ではなく、「ここは集中してできた」「ここの問題をしっかり理解できた」などの、成果をしっかり見るようにしてみてください。こうすることで、自分がしっかり頑張ったところが見えてきますし、成長したという実感が得やすくなります。その日の100%を目指すのではなく、0%からどれだけ成長できたかを見ていきましょう。

できなかった部分を見直す必要もある

 このように説明すると、できた部分を褒めて、できなかった部分に対して「今日はここを頑張ったから別にいいよね」と知らず知らずのうちに許してしまってよいと思う方もいるかもしれません。しかしこれは違います。できた部分があったからといって、できなかった部分やサボってしまった部分を見直さなくていいわけではありません。より大切なのは、自分に合った計画だったのか、今日できなかった部分はいつやれば良いかを考え直すことです。根本的な問題を避けるのではなく、しっかりと向き合い修正していくことが大切です。そうすれば、自分の弱点や弱いところにも向き合えた、というとても重要な経験値を得ることができます。だからこそ、できた部分を褒め、できなかった部分についても反省をして自分を成長させていくことをおすすめします。

一番大切なのは休息

 完璧主義な人や、受験期に苦しむ人の中に、休息がしっかり取れないという人がいるかもしれません。休みと決めた日に遊んでいても罪悪感があったり、勉強していない時間が嫌だったり、休んでいていいのかと考えてしまう人もいると思います。

 そのような方に対しては、僕は厳しく「そんなことを考えてはいけないし、休んだ方がメリットが大きい」と言いたいと思います。というのも、休息というのは人間にとって一番重要と言っても良い時間で、休息を取るからこそ頑張れると考えているからです。

 まず、休息で一番大切なのが睡眠だと思います。睡眠は、脳や体を休めたり、記憶を整理するのにとても重要な時間です。また、メンタルにも睡眠時間が影響すると言われています。ですから、睡眠を取っている時間も勉強を支える大切な時間なのです。睡眠をきちんと取っているからこそ毎日の勉強が頑張れますし、勉強がはかどっていきます。また、気持ちも前向きに勉強に取り組めますし、覚えたことも多少なりとも身につきやすくなります。ですから、しっかり睡眠は取りましょう。

 そして、休息でもう一つ大切な時間が、遊ぶ時間です。スマホでYouTubeを見たり、友達とラインしたり、外で遊んだり。勉強というモノから離れ、自分の好きなことと向き合う時間はあなたの人生にとってとても重要な時間だと僕は思っています。受験期だからこそ話せること、受験期だからこそ出会えるもの、友達といる時間だからこそ学べるものがたくさんあります。その時間に対して罪悪感を感じるのはもったいないですし、せっかく遊んだり休んだりするなら心から楽しめた方が良いと思います。ですから、僕は皆さんに「休んでいいし、休む時間でしか得られない楽しさがあると思う」とお伝えします。不安がつきまとう毎日だからこそ、自分の好きなことをする時間だけは楽しんで、喜んでほしいなと思っています。

第三章のまとめ

 いかがでしたか。完璧にこなすことは難しいですが、自分の考え方を一つ変えてみるだけで納得のできる、そして何より自分が嬉しくなる一日を作ることはできます。まずはできたことを肯定し、できなかった部分と向き合い、できなかった部分と向き合えた自分を褒めてあげましょう。それでは第三章の大事なポイントをまとめます。

・完璧に全てをこなそうとしてはいけない。

・完璧に近づけようと努力する気持ちはいいが、完璧をゴールにしてはいけない。

・0からどれだけできた部分を加算できたかで考えていく。

・自分のできなかった部分にもしっかり向き合う必要がある。

・完璧を目指さず、休息をしっかり取る。休息が一番重要。

番外編:僕が受験期に大切にしていたモノ

 ここからは番外編として、僕が受験期に大切にしていたモノをお話ししていこうと思います。悩みとは少し離れてしまいますが、僕の意見を通して、自分が大切にしたいことを考えるきっかけにしてほしいなと思います。

感謝と人とのつながり

 まず大切にしていたのは、感謝と人とのつながりです。

 受験は最終的には個人の頑張りで試験を解いたりするものですが、そこに到達するためには様々な人の力と時間が積み重なっています。先生が授業をするために割いた時間、親が学校に送るために割いた時間、友達が自分のために割いてくれた時間、自分が勉強してきた時間、周りの人が自分のことを応援してくれていた時間。様々な人が多くの時間を費やした結果としてあなたは試験当日に試験を受けることができます。ですから、自分のために相手がかけてくれた時間や価値があることに感謝をし、今まで頑張ってきた自分にも感謝し入試当日を迎えてほしいなと思います。

 そして、受験を乗り越えるためには人とつながる時間を増やすことをおすすめします。受験は最終的には個人戦だと言いましたが、勉強と向き合う時間や授業から感じることも大きな視点で見れば一人の時間です。勉強というものと関わっている間だけは、独りで戦わなければなりません。なぜなら、他人が勉強したことが自分に蓄積されるわけでもないですし、自分の解いている問題を他人が解いてくれるわけでもないからです。だからこそ、その孤独に立ち向かうためにたくさんの仲間と話し、競争し、力を借りてみてください。他人の知恵を借りたり、他人に悩みを相談したり、他人と話し合ったり。そういう時間を増やしてみてください。独りで戦おうとせず、時に他人の知恵を借りることは自分の考えを広げたり、人生を彩っていく中で重要な行動です。人とのつながりというのは絶大な力を与えてくれます。困ったときでもそうでないときでも、人とつながり、自分の心を満たしてみてください。きっと少し楽になると思います。

自分らしさ

 次に大切にしていたのが自分らしさです。

 第二章でもお話ししましたが、自分と100%同じ人間は存在しません。あなたはこの世に一人しか存在しないのです。だからこそ、自分らしさを大切にしてください。自分のペース、自分の考え方、自分のやり方というのをしっかり持っていてください。他人に何を言われようとあなたの価値は変わることがありません。

 僕自身も受験期に、自分のやりたいように勉強を頑張っていました。他人の意見を参考にすることはあっても、最終的には自分が思ったやり方で進んでいましたし、自分にしかない方法で勉強を進めていたと感じます。だからこそ、受験期には自分の解釈や自分の価値観を大切にして勉強して行くことができました。

 もちろん、アドバイスを取り入れるなというわけではありません。他人の意見や知恵というのは自分にとって思いつかない発想をよく与えてくれます。ただ、それをどう受け取りどう反映するかはあなた次第ですし、他者に決定権はありません。自分にとってどうしたら一番良いかということを大切にしながら頑張ってほしいなと思います。そして、最終的には自分らしさというものを確立できていたらあなたにとっても嬉しい一歩になるかもしれません。

受験のその先へ

 最後に僕から、今受験に向けて頑張っている読者の皆さんにメッセージを送りたいと思います。

 想いが伝わってほしいということで、手書きで執筆してみたので、ぜひ読んでみてください。(実際の文章は手書きで書きましたが、読みやすさを重視してレイアウトや文字を調整しております。そのため文字は実際の筆跡と異なる部分がありますが、ご了承ください。)

 ぜひ合格に向けて頑張ってください。応援しています。

 今回の記事に関してご意見やご感想があったら、この記事の一番下に設置してあるコメント欄にコメントを残していってもらえると嬉しいです!質問や相談もお待ちしておりますので、ぜひ遠慮なくコメントを送ってきてください。

(他の記事にもコメント欄は設置してあるので、ぜひたくさんコメントをお寄せください。)

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