はじめに
こんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。
今回は、勉強計画の立て方についてお話をしていきます。勉強計画といっても何を入れればいいのか、立てた後それが崩れたらどうするのか、勉強計画に従わなければならないかなど、多くのお悩みがある分野だと思います。今回はそのお悩みに一つ一つ答えていく形の記事にしていきますので、ぜひお読みください。
1.勉強計画に何を入れるのか
ではまず、勉強計画に何を入れるのかということについて話していきます。
勉強計画を立てろといきなり言われても、何を入れていいかわからないと思います。僕の場合は、勉強計画は大雑把に、勉強時間、勉強する教科、どのくらい進めるか、教科ごとのバランスを意識して立てていました。その時期ごとにやらなければならない教科や進度、時間は異なるものです。だからこそ、この四点を意識して計画を立てていました。そして僕の場合は、一か月の計画と、一日の計画を立てるようにしていました。一日の計画だけだとどうしても勉強の全体像は見えてこないので、長期の計画も漠然と考えながら勉強を頑張っていました。
2.計画通りに進まなかった場合どうするか
次は、計画通りに勉強が進まなかった場合にどうするかです。ここが一番悩みどころであり、重要なポイントだと思います。僕が伝えたいことは、計画はあくまでも計画で、それを実行するのは自分自身であるのだから計画を自分に合わせるということです。より端的に言うと、計画に縛られなくていいということです。
実際、僕も計画の八割くらいは失敗していました。計画を立てるときは「よし、やるぞ!」とやる気が入っている状態なので、自分ができるマックスの勉強量や、自分がやらなければならないと思っているマックスの勉強時間を計画に入れ込むと思います。しかし、実際に計画を始めて見るとどうしても感情の波が出てきてしまったり、計画通りに進めることが目的になって勉強自体をおろそかにしてしまうこともあります。だからこそ、計画に縛られることなく、その時の自分自身のコンディションに合わせて臨機応変に対応しないといけないのです。
ただし、計画を無視していいというわけではありません。重要なのは、失敗したあとのアフターケアです。人間ですから誰しも失敗をしてしまうことはあります。しかし、その失敗を引きずってそのままずるずると崩れていったら余計に後悔が募るだけです。ですから、失敗という結果はどうしようもなく、大事なのはそのあと自分がどうするかです。そもそも、失敗と捉えてしまうことすら愚かだったなと自分の受験時代を思い返しています。計画通りにいかなかったときには、計画が自分に何かを伝えようとしているのだと考え、その伝言を素直に受け取りましょう。
また、受験期に考えていたことですが、最高ではなく最善を選べるようになると心が楽になると思います。いつでも自分の中の最高の結果が出せるわけではありませんし、常に最高を目指していたら自分が苦しくなってしまいます。だからこそ、結果を見るのではなく、その時にやるべきことをやれたかどうかを見てあげると少し楽になるのかなと思います。勉強をするというだけでも大きな一歩ですから、その一歩を踏み出したことをまずは大切にしてみましょう。
3.計画を実行したあと、どう改善するか
次は計画を実行したあとどう改善するかです。無事計画が立てられたとしても、そのあと計画がずれてきたときにどう改善するかに悩むと思います。計画が崩れただけで全部だめだと思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、しっかり計画を改善できれば十分にリカバーできます。
では実際にどう改善するのかですが、僕の場合は計画の問題なのか、自分の実行の問題なのか、それとも体調や環境など別の要因なのかに切り分けて計画を改善していました。まずは自分のリズムに合った計画だったかや、100%を目指しすぎていなかったかに注目しました。そしてそのあとは自分がしっかり勉強していたかに注目しました。計画が悪かったのではなく、自分自身が計画を実行できていなかっただけなら、計画を変更する前に自分の行動を振り返る必要があります。ある程度自分が勉強した上でどうだったかをしっかり考えてみましょう。そして最後は自分の調子がどうかです。計画を立てた時にやれると思っていても、実際勉強をしているときに体調が悪かったら勉強を続けることができません。ですから自分の調子とはきちんと相談して改善していきましょう。
そして一番重要なのは、計画を全て立て直さなくていいということです。一回失敗したからといって計画を全部立て直してしまうと労力がかかってしまいます。立て直すのは、勉強時間、進度ぐらいでいいと思います。短期間にやりたい教科やバランスが変わるとは考えにくいですから、変えるのは上記の二点だけでもいいのかなと思います。ですがここは最終的には個人判断になってくると思うので、自分の考え方に合わせて修正してみてください。
4.計画を立てて、実行した結果をどう見るか
さて、最後は計画を立てて実行した結果をどう分析していくかです。
計画が順調に進んでいると、そもそもこの計画が良いものなのかを改めて考えるのは難しいと思います。単純に計画通りにできたかだけでよい方向につながっているとも考えにくいと思います。
ここで重要なのは、様々な面を見て分析することです。計画通りに勉強が進んだか、勉強量が適切だったか、実際に勉強した感覚がどうだったか、勉強したことでできることやわかることが増えてきたかを意識しながら計画を見直してみると、勉強量も勉強の質もある程度確保しながら勉強できると思います。そしてこれらが分析したら次の計画によかったところを反映し、悪かったところは改善して頑張ってみましょう。
5.これまでの記事のつながり
ここまで第一号から第八号まで記事を投稿してきましたが、実は今回の記事を含めて今までの記事はつながりを意識して投稿してきました。
まず第一号で受験戦略の概要を語り、第七号で受験情報の取捨選択、第三号で自分に合った勉強法の見つけ方、今号で勉強計画の立て方、第四号で勉強計画を実際の勉強にどう落とし込むか、第五号で模試の分析・復習法、そして第二号で成績が伸び悩んだときにどうするかについて語ってきました。
このつながりをよく見てみると、
受験の概要→受験情報の取捨選択→情報を踏まえた勉強法→勉強法を踏まえた勉強計画→勉強計画を踏まえた勉強→勉強した結果の模試分析→模試等の成績の伸びに関する考え方
というつながりがありました。そのため、今号を含め、今まで書いてきた記事のつながりを理解した上でもう一度読み直してみると受験勉強についてさらに深く理解できるかなと思います。
また、第六号では「僕が考える勉強のやり方とは」というテーマで、そもそも勉強とは何なのかについて自分の考えをまとめました。今回までの記事で紹介してきた勉強法や計画、分析なども、最終的には「わかる」を「できる」にするためのものです。お時間がありましたらぜひ一気に全てお読みください。


コメント