自分に合った勉強法をどう見つけるか

自学自習

はじめに

 皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。

 第三号の内容は「自分に合った勉強法をどう見つけるか」です。前回の記事では成績が伸び悩んだときの対処法について紹介しましたが、「対処法がわかっても結局自分に合った勉強法がわからないと対処すらできない」と思う方もいるでしょう。実際、僕自身も高校一年生から高校三年生まで自分に合った勉強法に悩み続けて試行錯誤を繰り返していました。今回の記事では僕が受験期に実践した勉強法の探し方について紹介していきたいと思います。

1.僕の思う勉強法の探し方

 ではまず、僕の中の結論をお伝えしたいと思います。僕の結論は、「様々なパターンを早いうちに試しておく」です。前回の記事でもお伝えしましたが、勉強を始めてから結果が出るまでには少し時間がかかります。そう考えると、できるだけ早く勉強を始めておかないと今試している勉強法が自分に合っているかの確認ができません。僕自身も高校一年生の時から少しずつ勉強を始めて、試している勉強法が合わないと思ったら一ヶ月に一回程度勉強法を変えながら勉強していました。それでも自分にバッチリ合った勉強法にたどり着くまでには高校三年生までかかりました。ですから、少しずつでいいので勉強を継続していくことがまずは大切だと思います。

2.どうやって様々なパターンを探すのか

 次はどうやって様々なパターンを探し、試すのかについてです。「様々なパターンを試すといってもまずはどうやって探せばいいの?」と思う方もいらっしゃると思います。部活等が忙しく、高校三年生まで満足に勉強もできずにそもそも早くからパターン探しができない方もいるでしょう。

 まずはパターンの探し方ですが、僕自身の答えは「まずは先生に聞いて、合わなかったら信頼のできる人の話を参考にする」です。まずは学校の先生方に話を聞くのをおすすめする理由は、生徒を一番長く見てきている人だからです。この記事を読んでいるあなた自身のことをずっと教えてきた先生方ならばあなたのことをよくわかっている可能性があります。また、ベテランの先生なら受験に対するノウハウもあります。しかし、先生と話すのが苦手だったり、先生自身があまり生徒に向き合ってくれないこともあるでしょう。そういった場合は、まずはじめに信頼できるコンテンツの話を参考にしてみるのがよいと思います。ここでいう信頼できるコンテンツの意味は、自分の中でこれがマッチすると思えてかつ、ある程度聞いたことのあるもののことです。Youtuberでも、塾講師でも、塾サイトでも、独学など聞いたことのないものを選ぶよりかは、日頃よく聞く勉強法を試してみる方が最初としては取り扱いやすいかもしれません。もし一つのコンテンツで判断できない場合は、AIにその記事を読み込ませてよく言われている勉強法かどうか聞いてみたり、5つくらいの似たような記事を見比べてみるのがいいでしょう。(ただし、AIの情報に確実性はないので、最終的な判断は自分ですることをおすすめします。)

 その後選んだ勉強法でうまくいかなかった場合は新しい勉強法をネット等で探すのがよいでしょう。ですがここで重要なのはあまりたくさん試しすぎないことです。先ほどお話ししたように結果が出てくるまでには一定以上の時間がかかる上、あまりに多くの勉強法を試しすぎると自分の中のバランスが崩れてしまいます。実は自分に合っていた勉強法だったのに、早く変えすぎてその事実に気づけなかったということも起こるかもしれません。ですから、勉強法を試すときには何個試すという上限をあらかじめ設定した上で試してみるといいかもしれません。

3.どうやって合っているかどうかの判断をするか

 次は自分に合っているかどうかをどのように判断するかについてです。

 ここが今回の記事で一番重要なポイントだと思います。なぜなら、自分に合った勉強法を探すということは、自分で合っているかどうかの判断ができるということだからです。この部分に関しては人それぞれ考え方が違うものだと思いますので、僕自身の意見を信じすぎずに読者の方々自身の考えるきっかけ程度だと思って読んでいただけると幸いです。

 僕の判断の仕方は、「①自分の感覚がどうか、②数値的に見てどうか、③将来性を見てどうか」です。それぞれ詳しく説明します。

 まず①自分の感覚がどうかですが、これは単純に、自分がその勉強法をやっていて勉強がやりやすいと感じるかどうかです。毎日その勉強法を続けて大きく疲れてしまったりしないか、勉強をやっている最中にいつも以上に効率がいいと感じているか、実際に続けてみていろいろなことが覚えられるようになったか、など、自分自身の感覚的にその勉強法がマッチしていると感じるかどうかです。ただし、これはある程度負荷をかけたり、実際に理解してできるようになっていないと意味がありません。簡単にできることだけをやって、やりやすいと感じても、それだけでは勉強法が自分に合っているとは判断できないので注意しましょう。

 次に②数値的に見てどうかですが、これは①よりも慎重に扱わなければいけないものです。これに該当するのは、点数や判定、通知表の評価などです。なぜこれらを慎重に扱わなければならないかというと、学力の伸びが目に見える結果として反映される時間は人によって違うからです。例えば極端な例ですが、勉強法を変えてから二週間で成績が伸び始める人もいれば、二ヶ月かかる人もいます。また、勉強法を試している期間だったら前の勉強法の効果が出たのか、今の勉強法の効果が出たのか混乱してしまうこともあります。だからこそ数値化されて見えてくるものに振り回されすぎないようにすることが重要です。もし勉強法をたくさん試している期間中に成績が伸びていって、どの勉強法の効果が出たのかわからないときは、過去から現在までの勉強法の蓄積によって成績が伸びたと考えてみましょう。そうすれば、過去の勉強の積み重ねも含めて現在の結果につながった可能性があると考えられ、今の勉強法で迷いなく勉強を進めることができるでしょう。

 最後に③将来性を見てどうかですが、これは将来的に自分が続けられると思うかです。①に重なる部分も多くあります。もし自分に合っていると感じても、その勉強法を続けているといつも以上に眠くなってしまったり、ぼーっとしながら勉強する時間が増えたり、体調が悪くなる頻度が増えてくると、長期的に見て続けられない可能性や大きく体調を崩して勉強どころではなくなってしまう可能性が増えてきます。勉強を続けることで体調や集中力に明らかな悪影響が出ていないかしっかり注意を払って勉強していきましょう。

4.最後に

 自分に合った勉強法を探したいと悩む受験生の方々は大勢いると思います。受験生にとって自分のやっている勉強が結果につながるものなのかという悩みは非常に重大かつ不安要素になるものだと思います。ただし、不安だからと言って最初から完璧を目指す必要はありません。どれだけ事前に調べたとしても、実際にやらないとわからない部分もあると思います。ですから、最初から完璧を求めすぎず、少しずつ試して自分の中で勉強に関するデータを集めてみてください。今回の記事で紹介した勉強法の探し方、試し方、自分に合っているかの判断の仕方が一人でも多くの人の参考になると幸いです。

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