英単語・英熟語の勉強法

英語

はじめに

 皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。

 今回は、英単語の勉強法をメインに語っていきたいと思います。そして最後に英熟語のお話をしようと思っています。

 英単語・英熟語は英語の文章を読んだり、聞いたりする上で土台となる部分です。英語は単語で始まり、単語で終わると言われることもあります。実際、英語は単語を知ることからスタートしますし、英単語により自分の合否が決まるという場合もあります。

 今回の記事では、英語の基礎である単語・熟語の勉強の仕方、単語・熟語の重要性などを僕視点でお話ししていきますので、ぜひお読みください。

英単語・英熟語はなぜ重要なのか

 先ほども言ったように、英単語・英熟語は英語を学習する上で土台となるものです。英語を読むにも聞くにも、書いてある単語の意味が分からなければ文章を読むスタートラインには立てません。だからこそ、単語帳に載っている単語を覚えることが最初はとても重要です。

 ただしこれは、英単語・英熟語を丸暗記しろということではありません。確かに単語の意味を覚えること自体は重要ですが、意味を覚えるだけでは実際に使える知識にはなりません。これは、英単語ごとに単語の意味や使われる用法が決まっているからです。逆に言えば、同じ意味の単語でもニュアンスがそれぞれ異なる可能性があるということです。さらに、単語によって使い方や一緒に使われる形が異なることもあります。また、英熟語は英単語の意味とは全く違う訳になることもあるので、単語を丸暗記しただけでは対策が難しいです。

 それゆえ、英単語・英熟語は文法事項や長文、さらには英作文・リスニングにもつながってくる重要な土台なのです。では、英単語・英熟語をどのように勉強していけば丸暗記を避けることができるのでしょうか。

僕が実践していた英単語勉強法

 僕が丸暗記を防ぐために、「文法事項とつなげて覚えたり、単語のニュアンスをイメージしながら」勉強していました。

 最近の単語帳は、単語の意味とセットでその単語で使う文法事項が載っていたりします。例えばavoidだったら、避けるという意味とセットで、avoid ~ingという文法事項も載っていることがあります。僕の場合は、単語を覚えると同時に、その単語が使われている文法もセットで覚えるようにしていました。こうすることで、英訳問題や文法問題で使える知識に昇華されていきます。

 また、同じ意味の単語は、ニュアンスがどのように違うのかを確認するようにしていました。例えば、similarとalikeの違いなどです。単語帳に載っていない場合はネットで調べてみたりしながら覚えるようにしていました。こうすることで、単語が、英文法や英作文にも生かせる知識になっていきます。

 このように、単語を勉強するときに重要なのは、単語の意味以外にセットになっている文法や単語ニュアンスを覚えていくことです。

 そして、もう一つ重要なのが、英語長文などを勉強しているときに覚えた単語がどう使われているかや、セットで覚えた文法事項を使った文章があるかを確認しながら読んでみることです。こうすることで、長文を解きながら単語や文法の復習ができますし、単語の意味を再確認することもできます。

 次に、復習のタイミングについてですが、僕の場合、高校一、二年生のときは、ほぼ毎日やっていました。そして高校三年生になったら、分からない単語や忘れた単語が長文で出てきたら復習していました。単語・熟語はできるだけ早い段階で終わらせておくことが重要なので、英単語に時間がかけられる時期に時間をかけてやっていました。

 やり方としては、一週間ごとに100単語ずつ覚えており、一日目が1~30、二日目が31~60、三日目が61~100、四日目が1~50、五日目が51~100、六日目を空けて七日目に1~100というように覚えていたときが一番効率がよかった気がします。この覚え方のいいところは、どの単語も3回インプットの機会があるのと、時間を少し空けながら勉強するので忘れてきそうなタイミングで再チェックができたことです。一周目は意味と文法事項をチェックし、二周目は赤シートで隠しながら意味・文法事項が言えるかのチェック、三周目は意味などが書いてある部分を隠して暗唱をしていました。

 そして、単語を勉強する際に一番重要だと考えているのは、「声に出して覚える」ことです。恥ずかしがらずにネイティブの発音を真似しながら勉強していると、単語の音を覚えることができ、リスニング対策にも役立ちます。

 以上が僕が受験期に実践していた単語勉強法です。

どこまで覚えればいいのか

 次は、英単語をどのレベルまで覚える必要があるかについてです。これは志望大学のレベルなどによって異なりますが、今回は僕がどのように考えていたかをお話ししていきます。

 僕は東京外国語大学やICU(国際基督教大学)を目指していたので、かなり高いレベルの英語力が必要でした。そのため、複数の意味がある単語は全て覚えようとしましたし、派生語もできる限り多く覚えました。さらに日→英だけでなく、英→日、英→英でも単語を覚えていきました。

 これは僕の先生が言っていた情報なのですが、これは僕の先生から聞いた話なのですが、最近の共通テストでは、単語帳で主な意味として扱われている意味だけでなく、別の意味が問われることもあるそうです。だからこそ、単語は一対一対応で覚えるのではなく、一対多対応で覚えていく必要が出てきていると考えられます。また、高いレベルの英語力をつけたい方は、英→英で文意が読み取れる、つまり、英語を日本語に訳さずとも読める状態を目指した方がよいと思います。

 一番重要なのは、英語長文を読めるレベルまで英単語力を持っていくことです。共通テストをはじめ、私大や国公立大学の二次試験でも、長文読解が重要になる大学は多くあります。だからこそ、英語長文を読むための単語力をつけることは非常に重要だと思います。ですから、単語を軽視せず、しっかりと覚えていくことが大切です。

長文の中で単語を覚えていく

 先ほども少しお話ししましたが、単語を覚える方法は単語帳だけではありません。

 長文の中で覚えた単語がどのように使われているかを確かめてみたり、どのような文法事項とセットかを確認していくことで、ただの長文演習が単語・文法理解の場としても活用することができます。これをすることによって、知識→実践→気づき→更新という流れができて、単語・文法を様々な形で覚えていくことができます。ぜひ参考にしてみてください。

実際に使った単語帳

 僕の使った参考書は、LEAPとEX準一級単語帳です。

 LEAPは学校配布されていて、ずっと愛用していたので受験期まで継続して使っていました。一方、EXは英語検定準一級を受験する際に使用しました。

 僕の中でのポイントは、単語帳を増やしすぎなかったことです。単語帳はたくさん買ってたくさん覚えることが目的ではなく、自分に合う単語帳で入試に必要な英単語知識を入れることが目的です。だからこそ、できるだけ一冊を完璧に近い状態にして、自分の受験までに単語をなじませていくことが重要です。僕自身の見解ではありますが、単語帳を増やしすぎてもあまり載っている単語は変わらないので多くの冊数をこなす必要性はさほど感じていません。ただし、目指している大学によってこのあたりの話は変わってくるので、あくまでも僕の意見として参考にしてください。

 いずれにせよ、自分が決めた単語帳をしっかりやり抜くことがまずは大切だと思っています。

英熟語について

 英熟語はまた英単語とは違うベクトルのものになります。なぜならば、熟語特有の訳し方があるからです。

 僕の場合は英熟語帳などは買いませんでしたが、もし大学入試の中で英熟語の問題が大きく割合を占める方がいたら英熟語帳を買うのもよいと思います。

 英熟語で大切なのは、ある程度割り切って覚えていくことです。「単語の意味と全く違う訳になる」「なぜこのような表現を作ったのか」と文句を言いたくなるタイミングや、覚えるのを諦めたくなるタイミングがあると思いますが、英語という言語特有の考え方をしているので日本人がどう言おうと対処しようがありません。特に、難しい熟語になってくると単語単体の意味から推測できないものもあります。だからこそ、「まあ、そういうものなんだな」と受け入れたほうがよいと思います。

 ざっくりではありますが、これが僕の英熟語に対する見解です。

最後に

 いかがでしたか。今回は僕の英単語・英熟語に対する考え方や、実際の勉強法を語っていきました。

 日本語とは違う国の言語を勉強している以上、単語の意味の多さや熟語の意味の変わりようにイライラしてしまったり覚えにくいと感じてしまうこともあると思います。しかし、じっくり時間をかけてやっていけば、徐々に体の中になじんでいくのが言語だと思います。ですから、早いうちから英単語・英熟語の暗記に取りかかり、諦めずに勉強していきましょう。

 また、別の記事では英文法についての考え方も紹介しております。合わせてチェックしてみてください。

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