はじめに
皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。
さて今回は、今までの記事とは少し話す内容が変わり、「そもそも勉強とは何か」という少し漠然としたテーマについて語っていきます。日頃の勉強でどのようなことを考えていたのかなど、以前の記事よりも、毎日の生活に深く踏み込んだ話になっていますので、ぜひお読みください。また、今回は全て僕の持論を話しているため、あくまでも僕の意見ということを理解した上でお読みください。
1.「わかる」を作る
ではまず、勉強がどういうステップで進んでいくものなのかについてお話ししていきます。僕が考える勉強とは、「わかるをできるにするもの」だと思います。まずは第一段階として、わかるについての説明をしていきます。
そもそもわかるとはどういう状態のことでしょうか。僕の中での定義は、「授業で説明されたことを理解し、頭の中で整理すること」です。授業中に内容を聞いたとき「なるほど、わかった」と感じるのはわかったつもりであって、実際にしっかりと理解できていないと思っています。実際に問題を解いてみて、プロセスまできっちりと頭の中で整理できたとき、初めてわかるという段階に到達したと考えられます。
ですから、例えば問題がわからなくて先生に質問しに行ったときはまず理解しましょう。そして、自分の勉強に戻ってきたときに先生の言ったことをきちんと整理できた段階で初めてわかったことになります。この頭の中で整理するというプロセスが非常に重要で、理解してもそれを自分の言葉に置き換えて整理できないと記憶として強固に定着しないと僕は考えています。
それゆえ、僕は「わかる」を理解するだけでなく、整理することと定義づけています。
2.「わかる」を「できる」にする
次は、わかるをできるにする段階です。ただ内容をわかっていても、実際に問題を解いてみると意外と解けないものです。ですから、よくわかったからできると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安易に考えず、一度気を引き締めていただきたいと思います。
その上で、僕の中でのできるの定義は、「自分の中で整理したプロセスを問題形式が変わっても応用し、自力で出し切れる」というものです。たとえ一問解けたからといって、それに類似した他の問題が解けなければ本当にできるようになったとは言えません。一度解いた基礎問題のプロセスが応用問題の重要なプロセスとして使われている場合があります。だからこそ、問題の形が変わっても自分が理解したプロセスを応用できなければ、真にできたとは言えません。ここは非常に難しいプロセスなのですが、このプロセスを乗り越えることでたとえ文章が変わっても問題の本質を見抜く力が身につきます。
このように、わかるができるになったことで勉強は一段落つくものだと考えています。勉強をしているとわかったつもりやできたつもりに陥りがちですが、本当にできるようになったかを考えてみると意外と自信がないものです。ですが、しっかり理解し解けるようにしようと油断なく勉強に取り組むだけで勉強の質も変わってくるのでここを忘れずに勉強してくれるとうれしいなと思います。
3.「わかる」ためにどれくらい時間をかけるか
では、勉強の定義について語ったところで、わかるためにどのくらい時間をかけていいのかという問題が出てきます。すぐに先生などに質問しに行くのがいいのか、自分で考えた方がいいのかという判断は非常に難しいと思います。
この問題に対する僕の答えは、「状況による」です。
もし受験期が近くない高校一、二年生だったら、自分でしっかり考える時間を作ることが大切だと思っています。まだ自分で悩んでいい時期だと思うので、個人的には自分の持っている知識で理解できるかどうかにチャレンジしてみるといいと思います。ただし、長時間考えすぎると全体の勉強量が落ちてしまいもったいないです。だから考える時間を決めて、その時間が終わったら調べたり質問しましょう。
一方、受験期が近い高校三年生は、勉強の質と勉強量の両方を確保しなければなりません。そう考えると、一問だけ、特に基礎問題に時間をかけすぎてしまうと時間がもったいないです。だから、それほど時間をかけずにわからなかったらすぐに質問しに行きましょう。ここで重要なのが「質問に行く」ということです。調べるだけではどうしてもわかった気になってしまうことがありますが、質問をすれば自分のわからないことを口頭で教えてもらえるので理解度が上がると個人的には思っています。ただし、先生などと話すのが苦手な方もいると思うので、自分に合わせていきましょう。
いずれにせよ、時期によってそれぞれの段階にかけていい時間が変わるということを理解してほしいです。
4.入試を終えて思うこと
ここまで勉強について僕の定義を語ってきましたが、正直言って僕も勉強がどういうものなのかはほとんどわかりません(笑)「ここまで語ってきてなんだよ」と思う方もいるかもしれませんが、これはあくまでも僕の受験期の考え方でしかないのです。現在大学生になってみて、以前より勉強を楽しく思えなくなってきました。受験期は大きな目標があったからこそ気づかぬうちに喪失感が出てきたのかもしれません。ですから、一人一人が自分なりの定義づけをして、楽しく勉強できるように努力できればそれでいいのかなと思っています。そして、自分の人生の中で勉強の意味づけを変えていき、自分がよりよい方向に進んでいければ僕はそれでいいと思います。
5.最後に
いかがだったでしょうか。僕なりの受験期の勉強について語ってみました。
受験期の勉強は避けて通れないものです。その勉強をできるだけ効率よく、楽しくできたら、勉強がいいものに思えてくるかもしれません。楽しく勉強するのは難しいですが、自分なりにうまくいく方法を探して、勉強と向き合ってみてください。そうすればおのずと応援してくれる仲間や成績がついてくる可能性もあります。ぜひコツコツと頑張っていきましょう。


コメント