成績が伸び悩んだときに必要な考え方

受験戦略

はじめに

 皆さんこんにちは!自学受験研究室研究長のくりくりです。第二号では、成績が伸び悩んだときにどうすればいいかについてお話ししていこうと思います。

 早速ですが、僕自身の見解を述べたいと思います。僕の結論は、「伸び悩んだときには、一旦立ち止まって分析し、試行し、改善せよ」です。少し難しそうな話ですが、実際に僕は様々なツールを活用しながら自分の学習についてよく分析していました。今回の記事ではどのように分析し、試行し、改善していくのかについて詳しくお話ししていきます。読者の方々の勉強法確立につながることを願っています。

1.分析する

 ではまず分析についてです。

 まずはじめに必要なのが、自分の伸び悩んでいる要因を細分化することです。単に伸び悩んでいるといっても、その要因は多岐にわたります。知識不足、確認不足、思考力不足など、様々な原因があり、それが理解できていないと単に点数が取れなかった、成績が悪かったで話が終わってしまいます。問題文をよく読んでいなかったのか、使う公式は合っていたのにその使い方が間違っていたのか、単純に公式がわからなかったのか等を自分自身で考えることが重要です。

 次に必要なのが、分析結果を踏まえて自分のウィークポイントとストロングポイントを整理することです。ここでのポイントは、マイナス要素だけでなくプラス要素を見ることです。どうしても分析と聞くとマイナスを改善するイメージが出てきますが、実際にはプラスの部分を生かしながらマイナスの部分を改善する必要があります。ですので、まずは自分の現状をプラスとマイナスに分けてみるのがいいと思います。

 そして最後におすすめなのが、AIを使ってさらに分析を深めることです。これは必ず必要だというわけではありませんが、さらによい分析結果を出すためには非常に役立つツールです。AIに成績の概要と自分の分析結果を教えてアドバイスをもらってみてください。そうするとAIが別視点の分析要素をあたえてくれる可能性があります。ですがAIは全て正解を教えてくれるわけではありませんし、使い方を誤ると不利益を被る場合があります。個人情報を不用意に入力しないよう注意しましょう。

2.試行する

 分析ができたらその分析結果を踏まえて試行してみる必要があります。

 分析しただけで成績が向上するなど都合のいい話は残念ながらありません。分析結果が合っているのか試してみる必要が出てきます。このときに大事なのは、分析結果どおりに行動しようとしすぎないことです。一見矛盾したことを言っているように感じるかもしれませんが、この考え方が重要です。例えば分析した結果知識量が圧倒的に足りていないので、知識暗記にほとんどの時間を割こうと考えたとします。しかしこのような行動をしてしまうと、今までできていた解答力や読解力が落ちてしまう危険性が出てしまいます。他にも、勉強時間が足りていないということがわかったから一日平日7時間、休日は10時間勉強しようと考えたとします。しかし元々勉強習慣がなかった人が急激に勉強時間を増やしてしまうと途中で疲れてしまったり勉強がいやになってしまう危険性が出てしまいます。ですから、分析結果をそのまま利用するのはお勧めしません。

 では一体大切なことは何なのでしょうか。それは、分析によって見つかった課題・改善点に優先順位をつけることです。勉強法を改善すべきなのか、勉強時間を改善すべきなのか、配分を改善すべきなのかをきちんと考え、今自分が一番変えるべき部分から優先して変えていくべきです。そして先ほどいったように、改善すべきと決めた点に一点集中する必要はありません。重点を置くだけでいいのです。一例ですが、自分が決めた優先順位が一番高かったものに5割の力、次に高かったものに3割の力、最後に今まで継続してきたよかった勉強法に2割の力を使うというように、ウィークポイントの改善とストロングポイントのさらなる成長の両方に力を割けるようにしてほしいです。こうすれば自分のペースを崩す可能性を下げることができますし、勉強のバランスが偏る心配も減ります。最初は今まで継続してきたやり方を中心に少しだけ変えてみるという勉強法でも十分だと思います。

3.改善する

 試行してみた後は、自分に合っているかを考え改善していく必要があります。

 しばらく試行してみたら、実践してみた方法で自分がうまくいったかどうかを考えましょう。実際に目で見える成績だけでなく、自分の感覚的に合っているかどうかを考えることが重要です。もし一ヶ月経って成績が伸び悩んでいたとしても、今自分がやっている方法がとてもやりやすいと感じるのであればその方法を土台にしばらく続けてみてもいいと思います。あくまで僕個人の経験談からですが、大体三ヶ月から半年くらい経たないと成績は上がってこないものです。ただし、やりやすいと感じる理由がサボっているからならばもちろんだめです(笑)あくまでも自分にとって効率がよく、同じ勉強時間でもより結果に結びつきそうだと感じるならば続けてみてもいいという話です。あくまで僕個人の見解ですが、まずは目安として、高校一、二年生は平日2時間以上、休日5時間以上、高校三年生は平日3時間以上、休日7時間以上やってどうかということを基準にしてみるといいと思います。ですが読者の方々自身の生活リズムや勉強環境などを最優先に試行、改善をしてほしいです。

 そして、考えがまとまったら整理した内容を元にまた分析をし、新たな試行をしてみましょう。一回分析して試行するだけで成績がどんどん上がるというのは運のいいときだけです。多くの場合、長い間成績が伸びないことが多いです。ですから、分析→試行→改善を何度も繰り返して成績向上を目指していきましょう。

4.最後に

 成績が伸び悩むことはどの受験生にとっても苦しい問題です。単なる勉強不足とは違い、勉強をしっかりやり始めたのに成果が出てこないのは非常に辛く感じるでしょう。

 ですがひとつ覚えておいてほしいのは、あなたは受験本番で勝てればそれでいいということです。最終的に点数を取らなければいけないのは受験本番です。だからこそ全く成績が伸びなくても諦めてほしくないのです。模試や過去問はあくまでも予行演習です。もちろん、現時点での実力を見るものとして非常に重要ですし、判定や成績もしっかりと受け止めなければいけません。しかしより重要なのは、模試や過去問をしっかり自分の勉強の改善に役立てられているかです。

 ぜひ今回の記事を参考にして自分に合った勉強法を確立していきましょう!

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